- ダウンロード商品【旧版】 深圳の歩き方2018 個人版¥ 250
- ダウンロード商品【旧版】深圳の歩き方2018 エンタープライズ版¥ 2,500
新板2019はこちら https://takasumasakazu.booth.pm/items/1192465 形式:PDF (スマホでも読めるサイズで書いてます) ページ数: 64 文字数:約1.6万文字 ※2019年1月に加筆した2019年版をだしたので、旧版にあたるこちらの価格を500→250と半額にしました。深センで1年前の話は資料的価値もあるので、これからも年ごとに更新するつもりです。(2019/01/22) https://takasumasakazu.booth.pm/items/1192465 このマッハ新書は個人版とエンタープライズ版があります。 エンタープライズ版は表紙にエンタープライズ版の表記があり、 -同一組織内でのコピー配布可能 -領収書の発行が可能 -価格が5倍 になっています。内容は一緒で、部署で買うとか、ツアーの引率が買ってメンバーに配るみたいな用途を想定してます。
本書の目的(本文より)
深圳。 東京に匹敵するスケールの、1500万人近くも人口がいて、新しい産業やカルチャーが生まれ続けているこの街は、来る人の関心によって違った姿を見せてくれる。 僕なら、題材が3日なら、ずっと電気街にいて2万円ぐらいガジェットを買うことを文句なくオススメする。深圳でしか買えないものがあるし、そこから学べることはとても多い。 でも、それは日本で頻繁に電気街に行き、違いに気づける人の感覚だ。深圳は、そうじゃない人も訪れる場所になった。 世界の工場であり、ハードウェアのシリコンバレーとして注目される深圳。もちろん、そういう意味で深圳は世界一の場所だけど、それだけではない。 人類史上でもっとも急成長し、今は1250万人の人が住み、その65%を20-35歳の若者が占めるこの街は、新しいカルチャーほか、都市が好きな人から見ても面白い場所だ。絵描きばかりの村や若者カルチャーの場所、金融街などもある。 なので、ざっくりと電車で見に行ける場所を列挙して、タイプ別に旅行パターンをまとめるガイド本を用意したほうがよいと考えた。 僕は深圳でコワーキングスペース「ニコ技深圳コミュニティ華強北オフィス」 を運営していて、深圳に関する問い合わせをよく受ける。相手の趣味をヒアリングしていくつかのリンクを送るのは、一日に数回にもなるとけっこう面倒で、まとめて書いてそこを見てもらいたいなあとずっと考えていた。 ダイヤモンド・オンラインで「知られざる深圳」というWeb連載をもう1年以上も続けている が、これはもともと「地球の歩き方深圳」を作りたくて持ち込んだ企画が、経済レポートのWeb連載になったものだ。今でも特別なアポイントのいらない、訪問可能な場所を具体的にピックアップしてレポートするようにしている。過去に取り上げた街のレポートはこのマッハ新書からもリンクしている。 「マッハ新書」のアイデアを聞いたとき、ピッタリだと思った。有益な情報提供ができれば幸いだ。
旅行タイプ別モデルコース 出張で深圳のイノベーションを視察する(本文より)
ここに挙げているのはせいぜい三日ぐらいの駆け足で見るためのモデルコースだ。どこでも細かく買い物したりしていれば丸一日ぐらい使えるし、そうやってゆっくり見た方が楽しいと思う。深圳は日本から安く近く来れる場所だ。最初は駆け足でまわっても、お気に入りの場所が見つかったらぜひ再訪して欲しい。 出張で深圳のイノベーションを視察する まず視察のテーマを決める。テーマが決まらないなら藤岡淳一さんの「ハードウェアのシリコンバレー深圳に学ぶ」僕の本「メイカーズのエコシステム」と伊藤亜聖さんの本「加速世界深圳」を続けて読む。 スマートホームとか起業とか、何かしらテーマがないとよい視察にならない。次に会展中心のサイトを見てイベントを探す。イベントに合わせてくれば確実に勉強になる。 1日目 イベント。会展中心のイベントはたいてい大規模で、3-4時間がかりで見るようなもの。ホールを全部使ったようなものだと丸一日で足りないこともある。 2日目 テーマに沿ってCEECと華強北電気街で製品を見て、いくつか買って価格やクオリティをチェックする。 3日目 スタートアップタウンの南山軟件産業基地と、時間があれば改革開放博物館をチェック
旅行タイプ別モデルコース ガジェットを買いに来た(本文より)
CEECで1日、あとはずっと、時間の許す限り電気街。Xiaomi旗艦店は夜10時までやってるので、18時に電気街が閉まってから行くのがオススメ。 他、深圳中央書城の技術書も見ておいた方がいい。
旅行タイプ別モデルコース 自分でも電子工作をするメイカーだ(本文より)
SeeedやElecrowという会社ではPCB基板をオンライン発注したあと、「ピックアップ」というのが選べる。彼らの会社に直接取りに行くのだ。担当とメールで打ち合わせてWechatの交換とかはできるし、案内もしてもらえるだろう。 電気街で見つけた製品も、その場でWechatで問い合わせるとアポイントができて向こうのスタートアップに訪問出来ることも多い。アポイントの取り方はここにまとめてある。 リンク
旅行タイプ別モデルコース 若者カルチャーを感じたい(本文より)
1日目 ダーフェンは、2時間で見終わることも丸一日いることもできる。夜や朝にもそれぞれの顔がある。僕はホテル取って4日間泊まっていたことがある。 2日目 OCTと蛇口の南海@Cool、そして老街。OCTや南海@coolは今の中国人がかっこよくて上品と感じるものが詰まっているハイカルチャーな場所、老街は中国人自身もどう扱って良いのか戸惑っているサブカルチャーな場所。 もちろん中心書城もチェックした方がいい。
作者が深圳について書いているもの
僕は他に、以下のような深圳情報を定期的に書いている。 知られざる深圳(ダイヤモンド・オンライン) 月次連載、深圳の新しい動きについて、なるべく具体的な場所と紐付けて書いている。次回はCEECを取りあげるつもり。 http://diamond.jp/category/s-shinsen マスイノベーションの時代(日経BP) 月2回連載(ある程度書きためてある)。深圳で起きているイノベーションについて順序立てて書いている。 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/030900211/ 加速世界深圳マガジン(Note有料マガジン) 月額400円、月5-8回ぐらい更新。深圳を歩いていると、変な自販機やサービス、製品などによく出会う。きちんと咀嚼しないとレポートは書けないけど、見つけた後に電車に乗ったらそのままスマホで写真ブログにするのをコンセプトに始めたもの。 https://note.mu/takasu/m/m55763d81ba8e メイカーズのエコシステム iPhoneが製造されている中国の工業地帯、深圳。そして最も偽物のiPhoneが「発明」されているのも、深圳。「製造業のハリウッド」と呼ばれるかの地では、秋葉原の30倍の電気街をもち、100倍のベンチャー企業が最先端の電子ガジェットを作り、世界中にクラウドファウンディングで販売している。そんな「IoT(モノのインターネット)」の中心を、高須正和・井内育生・きゅんくん・江渡浩一郎らが渾身のレポート。日本と深圳で自らベンチャーを行う小笠原治・藤岡淳一も寄稿。 解説:山形浩生 https://medium.com/ecosystembymakers/books-ecosystem-604b1d74b854
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もともと、深圳渡航希望者から何回も同じ質問に答えるたびに「書きたいなー、早く書かなきゃなー」と思っていたが、実際に手をつけたのはアメリカ行きの飛行機に乗ってからだ。 5/17 香港→シアトルのフライトでだいたい書き上げ、ニコ技深圳コミュニティのみんなに見てもらう 5/20 写真や地図リンクは入れてないんだけど、マッハソンの流れに乗りたくてベータ版公開 5/21 V1.00写真と地図リンクを入れて正式版として公開。要望などによって、場所を足したり、メイカーフェア深圳に合わせて追記をしたりする予定。 5/22 V1.01イベントカレンダー、深圳の全体図を追記。企業向けエンタープライズ版を発行 7/29 V1.02 CEEC,南山軟件産業基地の項目を変更、あわせてオススメコースも変更。 全体的な見直しは、2019年版を別のものとして書こうと思っています。